真面目なロマンチスト

絵の内容というかシチュエーションを自由に決めていいとき、
同じ材料（キャラ）を使っても、描く人によっていろいろなバリエーションがでて面白い。

最近同じ仕事をしている友人の絵は、ほのぼの面白くて、そしてチクリと毒があって、でもかわいくて好き。

自分のはどうなんだろう？と長年思っていてもよくわからなかったのですが、どうやら自分の作風は「真面目なロマンチスト」とういような感じがします…

よく絵を見ていただいている方々にはお分かりのように、異様に美男子に固執している自分がいたりしますが、私の中の美男子は決して女性的というわけではなく、端正な顔立ちでありながらも骨格がしっかりしていて云々…
ああ、こだわりを書き出したらきりがないのですが、まあそういう感じです。

普段そんなことは恥ずかしくて口にできないのですが、途端絵になると臆面もなくもりもり描いたりするわけです。
で、そんな私の中のロマンティシズムにきちんと真面目に対話を行ってアウトプットしてしまうあたりに、「真面目なロマンチスト」である自分の作風を見出したりしました。

概念的な話でよくわからないかも知れませんが、絵を描き、他の作品と比較してこそやっと見えてくる自分の個性にやっと気付きつつあるのかも、という話。

で、話をめちゃくちゃ飛躍させると、
私の好きなキャラ　御剣怜侍や石田三成の中にも「真面目なロマンチスト」的な性格を見出してしまい、何かシンパシーのようなものを感じていたのかも知れません。

…え、これって自分が好きってこと？
おえ。そうじゃなく！
たぶん共感できるって意味です。

理想論がストレートで暑苦しいところがｗ