親子モニター会

今日は、とある子供向けのDSゲームの親子モニター会なるものに参加してきました。
現在まさに開発中のゲームなので内容はここに記載することはできませんがあしからず。
２時間ほどのモニタープレイでしたが、大人の私でもそこそこ楽しむことができましたし、子供はすごく楽しかったみたいで、このゲームをこのまま持ち帰りたいとダダをこねたぐらい。
開発中のものなので、つくりの粗い部分もあったし、グラフィックももう少し頑張らないとね、という部分があったものの、子供のつかみはよかったみたい。
子供たちのアンケート結果が役に立つかはわかりませんが、周りの子供たちも結構熱中していたので、それだけでも主催された方々に伝わったのはよかったんじゃないでしょうか？？
会場では、いろいろとお心遣いいただきありがとうございました！



--ここから主観なので、鵜呑みにしないで--

DSのゲームって、おそらくﾆﾝﾃﾝﾄﾞｰのチェックとかも入るだろうし、発売にこぎつけられるゲームはそこそこ面白いものが大多数なんじゃないかと予想します。
が、それと売れるかは別問題のように私は感じています。
最近発売された「イナズマイレブン」。子供向けの番組や雑誌でものすごい量の広告を打っていたり、記事にも取り上げられていますが、実売はまだ６万本くらいですか？
子供も結構興味を持っているみたいなのですが、いかんせいポケモン・プラチナの発売前だったので、うちと同様世間一般の家庭でも買い控えもあったんじゃないかと。

でも、キラーソフトと競合しない時機を選んだとしても、どうだったのかな？とも思います。

子供向けのソフトで重要なのって、子供同士の間で話題性が高いかどうか、というのも重要な要素かも知れない。
「○○くんが持っているので私も欲しい。」
子供時代に親にそんなお願をしたことがあるひと、ほとんどじゃないでしょうか？

ゲーム開発者の方々も、そんなことはとっくにわかってますよね。
でも確実に売れるものを新たに立ち上げるのはなかなか難しそう。。。
ポケモンと同等、もしくはポケモンをしのぐゲーム、どうやったら作れるのでしょうね…

おそらく両立はないよね。
ポケモンを超えるには、ポケモンに取って代わるものにならないと。


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あと、ひとつ問題を示唆するとすれば、
名前をよく知らないのですが、１本のROMにいくつものゲームをインストールしてプレイできちゃう秋葉原ツール。
近所の子供たちに思った以上に蔓延しててびっくり！
しかも、あんたのお父さんゲーム会社に勤めてるでしょ？という家庭でさえも…

最近結構な数のゲーム会社が結束して、このツールを非難していたはずです。
こないだ発売されたドラクエもコレ対策で、このツールでゲームを開始した場合はOP時に登場する船が港に着かずゲームが始められないようなプログラムを埋めてましたよね？？

…無尽蔵にゲームが増殖してしまうこのツール、中古販売の方がずっとマシなものに思えます。（中古販売については、私あまりマイナスイメージは無いです。不用品利用という意味合いと、メーカーがもう作っていないソフトも発掘できることがあって、けっこう良いシステムだと思っています。あと、そういうふうに手に入れたものでも、続編が出たら中古を待てずに新品買う人も相当数いるはずです。私もそう。そういう意味ではメーカーさんにとってもまるまるマイナスってことはないんじゃないかと思うんです、中古は。ほんとに古ければ壊れるしね。…閑話休題）


こういう問題はつねにメーカーとユーザーのいたちごっこで、いま蔓延してるツールを潰したとしても、新手が必ず現れるでしょう。
そういうものはもうあるものとして、でもやってどう太刀打ちしていくか、そしてそういう問題とゲームの売上本数はどうかかわっているのか、今後も冷静に見守っていきたいです。