戸隠ちびっこ忍者村

連休前半は、私の実家のある長野に行って来ました。
連休初日なので道は混雑するかと思っていましたが、案外そうでもありませんでした。
でも途中で急に渋滞が･･･普段こんなところで渋滞しないよな～とおもっていたら！
事故！
･･･記念に撮影してきました。
どうしてこんなことになっちゃったのか、想像も付きませんが、まだ事故たてホヤホヤだったので、いつガソリンが爆発するか知れないのでそそくさと通過。けが人もいたみたい。皆さん、交通事故には気をつけましょう！


今回の旅では、娘を「ちびっ子忍者村」なるところに連れて行きました。
常々歴史モノが好きな娘にとっては、かなり嬉しい訪問地だったようです。場所は長野市（最近長野市に吸収合併されたみたいです）の「戸隠（とがくし）」という所にあります。
戸隠とは山の名前なのですが、山自体が御神体となっている場所で、道中いくつか神社があり、観光客が大変多かったです。キャンプ場も近くにあり車道の横に普通に水芭蕉が咲いているなど、なかなか気持ちのよいところです。
このあたりは、山自体が御神体となっている神社が幾つかあります。飯綱なんかもそうだったと思います。上杉謙信公の兜に「飯綱権現」の前立が付いているものがあります（現在山形は米沢で保管されているそう･･･謙信公の勢力は山形までも届いていたのですね。スゴイ。）が、毘沙門天以外にも、こういった土着の神々への信仰も厚かったのかも知れません。

戸隠の話題に戻りますが、戸隠にナゼ忍者？とお思いの方もいらっしゃると思います。私も昔は、伊賀、甲賀の忍者しか知りませんでした。
とあるゲーム（太閤立志伝）をプレイして、真田家に仕えていた「真田十勇士」のことを知り、その中に忍者が何人かいたことで、信州あたりにも忍者がいたんだ～、と初めて知りました。「猿飛佐助」「霧隠才蔵」といえば思い当たりますか？彼らが戸隠流の忍者だったかどうかの記述は見当たりませんが、戸隠の山に潜んで修行くらいはしていたかも知れませんね。

で、ちびっ子忍者村ですが、メインの観光地区からはちょっと奥まったところにあります。これも、敵の目を欺くためのロケーションなのか？･･･いや、観光地なので、もう少し目立ってほしいところ。

おお～！見えてきました！









中にはこんな櫓が！ちびっ子忍者が登って太鼓をドンドコ叩いています。

入場料は小学生～大人450円、未就学児250円とかなりお安い！忍者屋敷などのアトラクションに入場するには別途300円必要になりますが、アトラクション券付きの割安チケットも売っています。

ここでは別料金で忍者服に着替えて楽しむこともできます。
早速我が娘もくノ一に変身！


忍者村の中にはこんな感じの遊具がたくさん置いてあります。見たところアスレチック公園とあまり変わり映えのしない感じですが、やってみると結構ハード！子供なら、忍者気分が味わえること間違いなし！




遊具のひとつひとつに、こんな感じの看板が据え付けられています。こういう細かい演出で、忍者気分も盛り上がっていくものなのでしょうね。地方テーマパーク（と呼ぶにはかなり小規模ですが）の割には、かなり頑張っていると思います！はっきり言って、ダサさは感じないです！むしろ小規模なりの良さが出ていると思います！！

以下、遊具いろいろ。結構高いところまで登っています。











アトラクションにも足を運ぶべく、忍者からくり屋敷に入ってきました。
単純にからくり屋敷を楽しむところかと思えば、等身大天狗の置物や鬼の面、真っ暗闇を通過しなくてはいけない抜け穴など、ややホラー調の仕掛けが多く、娘がビビリまくってなかなか先に進めませんでした。中では、逆送してくる男の子が。怖すぎて先に進めないんだそうだ。私達と合流して、みんなで知恵を絞りながら次々とからくりを突破し、なんとか出口へ。
出口では、こんなシュールな忍者がお見送り。私は笑えるけど、子供らは結構ビビッてました･･･







お土産コーナーには、忍者ファン垂涎の品々が目白押し！ケースに入った本物の手裏剣や手甲、鎖鎌など、一度は手に入れてみたいものがずらり。う～～～欲しい･･･でも高い･･･
いろいろ迷って、ニセモノだけど鉄の重みがずしりと心地いい手裏剣を３つと、娘がどうしても欲しいといった小判を買いました。あと、写真にはありませんが、おもちゃの吹き矢と、戦国無双のお市よろしく剣玉を購入。
忍者本も買いました。この忍者本がなかなか良くて、子供の頃に読んでたら、かなり本気で忍者目指しただろうなあ、という内容。忍者の実生活や鍛錬方法など、かなりサバイバル生活では実用的な事柄が書かれていて、普通にためになる、と私は思いました。私はね。
密書の運び方とか、暗号とか、忍者ならではの技も充実。
気になる人はどうぞ！オフラインの方にはお貸ししてもよござんす。
↓

忍者図鑑
黒井 宏光, 長谷川 義史

というわけで、楽しかった忍者村のお話はこれでおしまい。
かえりはもちろん「戸隠そば」を食べましたよ！おいしかった。