繭子(マヨネーズ)の創作活動情報など
2007/08/16 [04:29:16] (Thu)
8/11 夜。
富士登頂に初挑戦!の続き記事です。
コチラを読んでから、このページをお読みいただくと理解が早いかと。
8/12 AM4:10
みるみると空が明るくなっていく。
・・・それにしても何なの?!このグラデーションの美しさは!!私はあまり写真撮影うまくないけど、見てくれ!この画像の美しさ!!Photoshopなぞで加工したわけでなくこの色合い。この色が自分を包み込む空間すべてに流し込まれ、圧倒された。宇宙の中の地球という星のうえに立っているのだと、あらためて実感したこの瞬間。
眼下には雲海が広がっていた。ずいぶん低い。というか私達がずいぶん高くまで登ってきたということだ。景色が雄大すぎて、スケール感が掴めない・・・写真のように他の登山者と対比することでかろうじてそのスケールを把握できる。
4:40
そして本八合目で迎えた日の出。涙が出た。
おはよう。
おはよう。
ここでまた1名が脱落!体の芯から冷え切ってしまった模様。これ以上先へ進むのは断念し、本八合目の山小屋で待機してもらうことにした。ゆっくり温まってくれ。
最後尾組、私を含めて3名となった。
・・・
5:30
8.5合目に到着。
空はすっかり朝日を浴びて明るい。
トイレに並ぶと、今にも倒れそうな方が、先に通してくれと後ろからやってきた。どうぞどうぞ。高山病だろうか・・・。そういえば、軽い頭痛がするも、高山病らしき症状は自覚なし。心拍もほぼ正常。ゆっくり登ってきたのがよかったんだろうか?体調は確実に私に味方してくれている。
仲間は店で温かいものを食べ、英気を養う。
私は八合目の山小屋で買ったスニッカーズを食べる。1本300円もした。下界じゃ100円なのに。しかし、疲労のたまった体に沁みるよ。ん?!一気に体力ゲージ上がったぜい!!ここからスパートだ!
・・・
8.5合目を過ぎると、もう山小屋はなかった。山頂が見える。先行組はみんなきっと登りきっただろうな。先行組が下山する前に遭いたい。山頂でみんなに遭いたい。携帯が通じない。脱落者の報告をしなきゃ。最後尾組、ごめんよ。私は一人でスパートをかけるぜ!
むむむ・・・山頂までの道は大渋滞!急斜面に突入して、登山者が動かなくなってしまった・・・
でもよく見ると前が開いててもゆっくりしか進めないような方々もちらほら。隙間を縫って登っていく人もいる。体力は十分。一気に登っちまえ!というわけで人の間をすり抜けすり抜け、半ば崖のようになったところもクライミングばりに登れ登れ!
7:40
山頂だ~~~~~~~~!仲間もわかりやすいところで待っててくれたよ!遭えた、よかった!!
エイドリア~~~~~~~~~ン
(by ロッキー・バルボア)
しかし、なんだこの人の多さは!渋谷ですか?!とまあ、それくらい夏の富士山は大人気なのですね。
残りの食料を食べながら、全員集まるのを待つ。日差しが強い。一気に暖かくなる。嬉しい。
私が置いてきてしまった最後尾組も無事到着しました。よかった。お湯を沸かしてカップラーメンを食べるF氏。一口頂いた・・・うまい。うまいよお。
・・・
2時間くらいゆっくりしていただろうか。
火口のそばで軽く睡眠をとったあと、もう1段高いところへ登って、皆で記念撮影。あ~~~達成感。気持ちいい。
10:30
携帯の電波の入りが悪いうえに、私の携帯が電池切れ。途中で脱落していった仲間が心配だ。先に下山します~!
私と他2名は共に下山。他の仲間は軽くお鉢めぐりをしたっぽい。まだ未確認。会社で聞いてみよう。
・・・
下山道。下山は登りより圧倒的に早い。やわらかい砂地の上をスキーでもするかのようにざくざくと下りていく。
登るときは暗くて見えなかったけれど、こんな景色の中を歩いていたんだと、明るくなってわかった。
見上げ。
見下ろし。
最後の脱落者、2名の女性には遭えなかったが、最初に別れた彼とは合流することができた!よかった。遭えなかったみんなは先に下りているだろうということでさらに下山。
・・・
ここが、須走下山道で有名な「砂走り」。その名のとおり、砂と瓦礫の上を延々と走っていくコース。見よ、この砂塵!北斗の拳のOPみたいだ。「水・・・」(←第1話のケンシロウ)
最初は順調に下っていたものの、だんだんと足に普段が・・・休み休み進んでいると、お鉢めぐりに行ったはずの健脚組がすごい勢いで下山してきた!早っ!
しばらく一緒に下山しましたが、私の足が着いていかず、徐々にペースを落とさせていただきました・・・
それでも!
14:30
下山終了!五合目到着でっす!
下山所要時間は、休憩も含めて4時間。往路の10時間とはえらい違いです!
わ~~~達成感!やればできるんだ!
今回の富士登山は、とても強烈な思い出となることでしょう!
ありがとうみんな!ありがとう富士山!
帰りはみんなで温泉に行きました。
おしまい
・・・
おまけ:下山後のペットボトル。内圧が下山後の気圧に負けてくちゃくちゃにしぼんでいます(笑
そして一緒に闘った私のトレッキングシューズ。愛しい。
富士登頂に初挑戦!の続き記事です。
コチラを読んでから、このページをお読みいただくと理解が早いかと。
8/12 AM4:10
みるみると空が明るくなっていく。
・・・それにしても何なの?!このグラデーションの美しさは!!私はあまり写真撮影うまくないけど、見てくれ!この画像の美しさ!!Photoshopなぞで加工したわけでなくこの色合い。この色が自分を包み込む空間すべてに流し込まれ、圧倒された。宇宙の中の地球という星のうえに立っているのだと、あらためて実感したこの瞬間。
眼下には雲海が広がっていた。ずいぶん低い。というか私達がずいぶん高くまで登ってきたということだ。景色が雄大すぎて、スケール感が掴めない・・・写真のように他の登山者と対比することでかろうじてそのスケールを把握できる。
4:40
そして本八合目で迎えた日の出。涙が出た。
おはよう。
おはよう。
ここでまた1名が脱落!体の芯から冷え切ってしまった模様。これ以上先へ進むのは断念し、本八合目の山小屋で待機してもらうことにした。ゆっくり温まってくれ。
最後尾組、私を含めて3名となった。
・・・
5:30
8.5合目に到着。
空はすっかり朝日を浴びて明るい。
トイレに並ぶと、今にも倒れそうな方が、先に通してくれと後ろからやってきた。どうぞどうぞ。高山病だろうか・・・。そういえば、軽い頭痛がするも、高山病らしき症状は自覚なし。心拍もほぼ正常。ゆっくり登ってきたのがよかったんだろうか?体調は確実に私に味方してくれている。
仲間は店で温かいものを食べ、英気を養う。
私は八合目の山小屋で買ったスニッカーズを食べる。1本300円もした。下界じゃ100円なのに。しかし、疲労のたまった体に沁みるよ。ん?!一気に体力ゲージ上がったぜい!!ここからスパートだ!
・・・
8.5合目を過ぎると、もう山小屋はなかった。山頂が見える。先行組はみんなきっと登りきっただろうな。先行組が下山する前に遭いたい。山頂でみんなに遭いたい。携帯が通じない。脱落者の報告をしなきゃ。最後尾組、ごめんよ。私は一人でスパートをかけるぜ!
むむむ・・・山頂までの道は大渋滞!急斜面に突入して、登山者が動かなくなってしまった・・・
でもよく見ると前が開いててもゆっくりしか進めないような方々もちらほら。隙間を縫って登っていく人もいる。体力は十分。一気に登っちまえ!というわけで人の間をすり抜けすり抜け、半ば崖のようになったところもクライミングばりに登れ登れ!
7:40
山頂だ~~~~~~~~!仲間もわかりやすいところで待っててくれたよ!遭えた、よかった!!
エイドリア~~~~~~~~~ン
(by ロッキー・バルボア)
しかし、なんだこの人の多さは!渋谷ですか?!とまあ、それくらい夏の富士山は大人気なのですね。
残りの食料を食べながら、全員集まるのを待つ。日差しが強い。一気に暖かくなる。嬉しい。
私が置いてきてしまった最後尾組も無事到着しました。よかった。お湯を沸かしてカップラーメンを食べるF氏。一口頂いた・・・うまい。うまいよお。
・・・
2時間くらいゆっくりしていただろうか。
火口のそばで軽く睡眠をとったあと、もう1段高いところへ登って、皆で記念撮影。あ~~~達成感。気持ちいい。
10:30
携帯の電波の入りが悪いうえに、私の携帯が電池切れ。途中で脱落していった仲間が心配だ。先に下山します~!
私と他2名は共に下山。他の仲間は軽くお鉢めぐりをしたっぽい。まだ未確認。会社で聞いてみよう。
・・・
下山道。下山は登りより圧倒的に早い。やわらかい砂地の上をスキーでもするかのようにざくざくと下りていく。
登るときは暗くて見えなかったけれど、こんな景色の中を歩いていたんだと、明るくなってわかった。
見上げ。
見下ろし。
最後の脱落者、2名の女性には遭えなかったが、最初に別れた彼とは合流することができた!よかった。遭えなかったみんなは先に下りているだろうということでさらに下山。
・・・
ここが、須走下山道で有名な「砂走り」。その名のとおり、砂と瓦礫の上を延々と走っていくコース。見よ、この砂塵!北斗の拳のOPみたいだ。「水・・・」(←第1話のケンシロウ)
最初は順調に下っていたものの、だんだんと足に普段が・・・休み休み進んでいると、お鉢めぐりに行ったはずの健脚組がすごい勢いで下山してきた!早っ!
しばらく一緒に下山しましたが、私の足が着いていかず、徐々にペースを落とさせていただきました・・・
それでも!
14:30
下山終了!五合目到着でっす!
下山所要時間は、休憩も含めて4時間。往路の10時間とはえらい違いです!
わ~~~達成感!やればできるんだ!
今回の富士登山は、とても強烈な思い出となることでしょう!
ありがとうみんな!ありがとう富士山!
帰りはみんなで温泉に行きました。
おしまい
・・・
おまけ:下山後のペットボトル。内圧が下山後の気圧に負けてくちゃくちゃにしぼんでいます(笑
そして一緒に闘った私のトレッキングシューズ。愛しい。
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Comment
無題
おわぁああ!
一気に読みきってしまいましたが、楽しくも壮絶なレポートでした・・・!!@◇@
気軽に行ってみたい~vとか、ちょっと言えない位にハードな旅なのですね。
自省する事、暫し。
でもマヨさんが、登山の過程で得た体験や感動が、レポートを読んだだけの私にも、とても素晴らしいものに思えます。
”自分との対話””自然と向き合う”という、ある意味とても神秘的な体験をしたマヨさんが非常に羨ましく感じます^^
それにしても、所々に挟まっているドラクエネタと北斗ネタ、最高っす!!笑
ベホイミ!ベホイミ!´▽`/
一気に読みきってしまいましたが、楽しくも壮絶なレポートでした・・・!!@◇@
気軽に行ってみたい~vとか、ちょっと言えない位にハードな旅なのですね。
自省する事、暫し。
でもマヨさんが、登山の過程で得た体験や感動が、レポートを読んだだけの私にも、とても素晴らしいものに思えます。
”自分との対話””自然と向き合う”という、ある意味とても神秘的な体験をしたマヨさんが非常に羨ましく感じます^^
それにしても、所々に挟まっているドラクエネタと北斗ネタ、最高っす!!笑
ベホイミ!ベホイミ!´▽`/
無題
おお!コチラにもコメントありがとう!
感動が消えないうちにと一生懸命書いたBLOGなので、喜んでもらえて光栄です!オタクっぽいけどねw
大変だけどそれ以上に得るものがあったよ、富士登山。
次はsumiさんもぜひ行こうよ!
こんな私でよければ、いろいろとサポートしまっせ!
感動が消えないうちにと一生懸命書いたBLOGなので、喜んでもらえて光栄です!オタクっぽいけどねw
大変だけどそれ以上に得るものがあったよ、富士登山。
次はsumiさんもぜひ行こうよ!
こんな私でよければ、いろいろとサポートしまっせ!
無題
レポート楽しく読ませて頂きました!
やっぱり、人それぞれドラマがあったんですよね。同じ富士山でも違った視点で見れたり共感できたりしてよいですね。感動がもの凄く伝わってきましたよ。
写真も見ていたら、私もいろいろと思い出して来ました。みんなのレポートも見てみたいですね・。・。
私も登ってる途中は「ライフゲージが削られる~」とかやってました。普段何気に食べてるチョコも登山中ではホイミの塊ですね。
ところで、マヨネーズさんは今回の登山で一番多くの情報を持っていたキーパーソンでしたね。頂上でみんなが安心して動くことができたのもマヨさんのおかげです!
私も周りの人を見失ったりとか反省すること多いですが、また次回(あるのか??)に活かして楽しく登りたいですね!その時はまたよろしくです!
やっぱり、人それぞれドラマがあったんですよね。同じ富士山でも違った視点で見れたり共感できたりしてよいですね。感動がもの凄く伝わってきましたよ。
写真も見ていたら、私もいろいろと思い出して来ました。みんなのレポートも見てみたいですね・。・。
私も登ってる途中は「ライフゲージが削られる~」とかやってました。普段何気に食べてるチョコも登山中ではホイミの塊ですね。
ところで、マヨネーズさんは今回の登山で一番多くの情報を持っていたキーパーソンでしたね。頂上でみんなが安心して動くことができたのもマヨさんのおかげです!
私も周りの人を見失ったりとか反省すること多いですが、また次回(あるのか??)に活かして楽しく登りたいですね!その時はまたよろしくです!
無題
>julyさん
おお!コメントありがとうございます!
今回はいろいろとありがとうございました!
富士山、感動でしたね!
ただの水が、お菓子が、おにぎりがこんなにもおいしいものだったとは・・・飽食の現代の中で見失っている本来の生き物としての人間の姿、その姿を取り戻したときに生きる喜びを味わえる、そんな気がしました。
PRG風進行は、我々世代ではお約束ですよねw
>情報
おお!そんなつもりは全くありませんでしたが、いつのまにか情報が生きていてよかったです。私ももっと事前にいろいろやっておけばよかったと反省しています。携帯の通じなさ加減が今回一番の誤算でした・・・
ほんとに、次回があればまた是非お誘いくださいまし!
おお!コメントありがとうございます!
今回はいろいろとありがとうございました!
富士山、感動でしたね!
ただの水が、お菓子が、おにぎりがこんなにもおいしいものだったとは・・・飽食の現代の中で見失っている本来の生き物としての人間の姿、その姿を取り戻したときに生きる喜びを味わえる、そんな気がしました。
PRG風進行は、我々世代ではお約束ですよねw
>情報
おお!そんなつもりは全くありませんでしたが、いつのまにか情報が生きていてよかったです。私ももっと事前にいろいろやっておけばよかったと反省しています。携帯の通じなさ加減が今回一番の誤算でした・・・
ほんとに、次回があればまた是非お誘いくださいまし!
カテゴリー
プロフィール
HN:
繭子/mayo
HP:
性別:
女性
職業:
絵師
趣味:
ゲームゲームゲーム
自己紹介:
同人活動サークル名
玉響庵[たまゆらあん]
逆転裁判中心に活動中
これまでの絵活動
■DEATH NOTEカードゲームイラスト/KONAMI
■ペルソナ3アンソロジーコミックス1・2・3/エンターブレイン
玉響庵[たまゆらあん]
逆転裁判中心に活動中
これまでの絵活動
■DEATH NOTEカードゲームイラスト/KONAMI
■ペルソナ3アンソロジーコミックス1・2・3/エンターブレイン
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